受講生の方へ:
- ミュージシャンやプログラマーである必要はありません
- 必要なものは、コンピュータを利用した画期的な手法で音楽を作ろうとする意欲だけです
受講にあたって:
- GarageBandやCakewalk SONARのような市販のアプリケーションを利用した講座ではありません
- ビジュアルプログラミング言語Pure-dataで、音とコンピュータのインタラクションを作成します
- 講座を通して、みなさんがPure-dataの基礎や、録音、音の創り方、音をコントロールする外部機器の使い方などを習得できます
スケジュール:
- 第1回: 導入
- 第2回: 音の合成
- 第3回: シーケンサ
- 第4回: コントロールと入出力
講師の紹介:
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小泉宣夫: 京都府出身。博士(工学)。専門は音響工学。NTT研究所で音声通信機器の開発、音響信号処理などの研究に従事。1999年、東京情報大学教授。同大学院研究科委員長、総合情報学部長を経て現在総合情報学科映像音響コース教授。大学ではメディア機器論、情報メディア論、コンピュータミュージック論などを担当。ディジタルオーディオ、サウンド合成、フィジカルコンピューティングに関する教育、研究を推進している。学会活動では電子情報通信学会/日本音響学会・応用(電気)音響研究委員会の委員長等を務めた。著書には、「音のコミュニケーション工学」(共著)コロナ社(1996)、「基礎音響・オーディオ学」コロナ社(2005)、「サウンドシンセシス」(共著)講談社(2011)などがある。
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Julián Villegas—ジュリアン ヴィジェガス: 会津大学教授。専門はコンピュータ芸術学。大学ではCG、空間音響、音響と音楽、コンピュータミュージックを担当。関心のある研究は、音声理解、音楽や音の学際的研究、心理音響、 実験的心理、リアルタイムプログラミング、視覚と聴覚における錯覚、バイノーラル音を含む。彼はValle University (コロンビア)で電気工学を専攻し学士を、会津大学でコンピュータサイエンスを専攻し、修士と博士を取得。The University of Basque Country (スペイン)でポストドクターを経て現在に至る。論文6編をジャーナルへ投稿、本で2章を執筆、40回を超えるカンファレンスへの投稿実績があり、その他、査読なし論文や、音楽制作、ソフトウェア開発などにおいても精力的に活動している。
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長坂 卓: 秋田県出身。会津大学学部4年。コンピュータ理工学を専攻。所属はヒューマンインターフェース学講座。仰角方向における音像定位に関係する周波数帯について研究中。
クラス教材:
Pd 参考図書:
- Pure Data -チュートリアル&リファレンス- (日本語) 単行本(by 美山千香士 (著)
- Pd Recipe Book -Pure Dataではじめるサウンドプログラミング(単行本) 単行本 by 松村 誠一郎 (著)
参考リンク:
- http://arts.u-aizu.ac.jp/try/
- http://puredatajapan.info/
- https://github.com/PureDataJapan/Pd-help-jp
- www-crca.ucsd.edu/~msp/Pd_documentation
- http://lists.puredata.info/pipermail/pd-list/
- http://crca.ucsd.edu/~msp/techniques/latest/book-html/book.html